ロボット「スフィロ」に計算させてしゃべらせよう(変数つかいこなし)
今日はスフィロを使って簡単な計算をするプログラムの組み方について紹介します。スフィロとはプログラミングができるボール型のロボットです。変数の使い方もよくわかるので、小学生なら中学校に入ったときの「x」「y」の使い方の練習にもなりますね。
画面の無いスフィロにどう計算させるのか?
スフィロは計算結果を確かめるプログラムを組むこともできます。
スフィロには画面がありません。そのため計算をさせたとしても、どこにも表示されないので、いったいどうしたら良いのか?と思うかもしれません。でもスフィロは話をすることができます(ミニの場合はタブレットを通してですが)。
ですので話をさせれば、計算結果を確認することができます。例えば掛け算をするプログラムを組んで確かめるには、このように組みましょう。
掛け算の結果をしゃべらせよう
このプログラムの意味は、2×8を計算して、その結果を話して答えるというものです。設定方法は次のとおりです。
[タブ]色とサウンド
スピーク
プラスをおして、数字を選びます。
そこに[タブ]演算子の、例えば掛け算などをいれて、それぞれ数字を入れます。
これで完成。これを実行すると、スフィロが話をして、2かける8は「16」と答えてくれます。
ただこれだと、一回一回数字を変更しなければいけないので不便です。変数を使えば、いろいろな数を一度設定すれば良いので便利です。
変数を用意しよう
ではここに変数を入れて見ましょう。例えば[タブ]変数から、新規変数、「num」を用意して、セットして見ます。そしてこのnumの中に2という数字を入れておきます。すると、先ほどと同じように16という計算をしてくれます。
簡単ですよね。組めたとしても一体全体これで何が改善されたのかがわからないという人もいると思います。それでは、例えば九九を計算するプログラムを組んで見るとします。
変数のちから
こんなときに変数を使うと、変数の値を3から4と変えることで、簡単に3の段から4の段の九九の結果が計算できるので、変数の大切さがわかりますね。
ただしこのプログラム、長くて見にくいのが問題点です。ここでループを考えると、よりスマートに九九さてどうすればこのプログラムを短くできるのでしょうか。
こんなことを考えると、プログラムが楽しくなると思います。考えて見てくださいね!
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