無線だよ!センサー→iPad→AppleTVから〜の電子黒板!【V-Hub】
今日は、イージーセンスという電圧や電流を可視化するセンサー機器をつかって、教室で演示実験を行いました。行ったのは電気振動という現象の観察です。方法についてはこちらを御覧ください。
https://phys-edu.net/wp/?p=27642
今日ご紹介したいのは、イージーセンスのV-Hubという製品とiPad、そしてAppleTVと電子黒板のコラボレーションについてです。イージーセンスのV-HUBはブルートゥースでiPadやiPhoneとつながります。以前のWiFiでつかがるものと比べると、断然にきれにくくなったような気がします。
V-HUBをつかってタブレットに無線で計測結果を飛ばして、それをさらにAppleTVで無線で電子黒板に投影するという、電波を2回つかって飛ばしてみたところ、非常にうまくつながり、生徒にスムーズに見せることができました。そちらの様子をご紹介します。
組んだ回路はこのような感じです。
コンデンサーとコイルを並列に接続しました。電池の電圧は3Vにして、コンデンサーを充電します。イージーセンスの電流計はコンデンサー周りにつけて、コンデンサーの電圧が1Vを下回ったときに測定を開始するように設定しました。
これをAppleTVと接続して画面を生徒に共有しながら、それでは実験スタート。スイッチをおして電圧を測定すると、
このようにとっても綺麗にでてきました。x軸が時間、y軸が電圧です。それぞれの振動は、自己インダクタンスを変化させたときにようすです。オーバーレイモードにして、何度か実験を繰り返しました。
周期が変わっていることや減衰のようすがよく見て取れますね。
黒板にはこのような感じでうつります。
手前がiPad、奥が電子黒板です。
このようにセンサー、タブレット、AppleTV、電子黒板というコラボレーションで、手元には線がなく、スムーズに実験を繰り返し見せることができます。とっても便利!
<イージーセンスV-Hubについて、詳しくはこちらからどうぞ。>
なおイージーセンスを開発をしていのはイギリスのData Harvest社です。たまたま使い方を見せてほしいということで、社長のSteave Whitley さんが今年遊びに来てくれました。こちらはそのときの写真です。
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