メアリに出る『小さい・白衣・丸眼鏡・髭・禿げ・おじいさん』科学者
昨日から最寄り駅が「流山おおたかの森駅」の新居に住み始めました。このあたりは新しくできた街なので、田畑をつぶしてできたのだろうという作られた街です。作られた街でありながら、今風で、自然をうまく残しているなどの特徴があり、鳥の声を聞くこともできるそうです(もちろんカラスではなく)。公園も多く通勤には不便になりつつも、子育て環境を考えて、そのようなところが気に入りました。今後散策をして、どのような自然に出会えるのかを楽しみにしています。
さて、先日「メアリと魔女の花」という映画を見てきました。スタジオジブリで活躍していた米林監督が作った映画で、ジブリのような画風で、CMが頻繁に流れているので、皆さんご存知かと思います。
家内と見てきたのですが、揃って☆×5!。冒頭からの迫力とスピード感のあるアクションシーンに圧倒され、その後に続く田舎の自然の描写の美しさに驚き(家内は写真かと思っていたみたいです(汗))、自然描写はトトロ、展開はラピュタみたいな、これぞジブリ正統派!の映画のような印象を受けました。
また物語をはじめから終わりまで見ると、メアリがおおきく成長をしていて、千と千尋の神隠しのようにも見えました。「メアリ」は「メアリ」なのでしょうが、良い意味でいろいろなジブリ要素が散見される作品、もしよかったら見てみてくださいね。
さて科学に関係することでいうと、テーマが魔法と科学というもので、魔法と科学を融合させようとして…(以下ネタバレなので控えます)が展開の要になっています。ここでぼくが面白いなと思ったのが、物語に出て来る科学者の風貌。
「小さくて、白衣のようなものを着ていて、丸眼鏡をかけていて、髭をはやした、禿げたおじいさん」
なのですね。Goolge検索などで「メアリ 科学者」と画像検索をかけてください。
この科学者像というのはどこからきているのでしょうか?
アインシュタインが大きな影響を与えているのではないかと考えていますが、面白いですよね。小さなころから、これが科学者だというように子供に見せ続けると、「こういう人が科学者なのだ」と思い込んでしまいそうですが、実際はこんな人ってあまりいないですよね。物理学者は基本白衣きていない人多いし…。
そんなことを書きつつも、ぼくも小学生向けの講座をやるときには、白衣をきて、丸メガネをかけて、それっぽくしてやっています(笑)。これが科学者だ!の符号としては面白いキャラクターなので、良いのかもしれません。
メアリに戻ると、科学者のキャラクターや、言動、話し方なども一般目線の見どころの一つです。夏休みにお子様といっしょにいかがでしょうか。
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