気持ちと数字をつなげていく地理の授業
気持ちと数字?
社会科ははたして暗記科目なのかどうなのか?
とうことについて、エキサイトビットのニュースサイトにのりました。
前編ではマーカーの間違った使い方について、記事となりました。
そして今日はついにその答えとなる、後編が掲載されました。
これが目から鱗の内容満載でしたので、
ぜひ受験生にかぎらず多くの方に読んでいただきたいと思います。
池末先生の独特の授業は、何度かぼくも授業見学にいかせていただき、
いつも面白いなと見せて頂いております。
そんな中で、絵本を使った読み聞かせをまじえた授業。
絵本を普通にまず読むのですが、生徒の顔が真剣そのもので、
驚いたことがあります。
生徒の気持ちを強くゆさぶる授業でした。
なぜそんな変わった授業をするのか、それがこの記事で明らかになります。
それもそのはず、池末先生は経験値を増やすことに時間をかけてきたからです。記事から抜粋します。
教師を辞め、青年海外協力隊に参加し、その後、国際協力ボランティアをするなど、さまざまな国を放浪したと言う。
「たとえば、シベリアでは、外の扉をあけようとすると、寒さで手が取っ手にはりついてしまう。手の汗が瞬間的に凍りつくんですね。
このような実体験を生徒にも教室にいながら考えさせたい。
ぼくのやっている物理の授業もそうで、実体験をどうやって生徒にもってもらうのかというのが
大切だと思っています。ですから、この人間の五感を大切にしようという池末先生の
授業方針がまず心に響きました。さらには響いたのは、
私は最初に数字を見せず、写真を見せたり、自分の経験などから語っていったりします。背景、記憶、物語などを通して、『気持ち』で数字とつなげていくんです
と語っていて、物理ではここまではできないのですが、
気持ちと数字をつなげていく
というのがポイントのようです。生徒を見ていると、感情を読む能力にとても優れていて、
男と女はやっぱり違うものなんだな〜と鈍感なぼくなんかいつも思ってしまいます。
そうか、気持ちも繋げる必要があるのか、
これは物理でいえば原子分野などの科学史を教えるときに鍵になりそう。
面白い先生が、本校にはまだまだたくさんいるので、
いろいろ勉強をさせていただきたいと思いました。
参考
池末先生のサイトはこちら
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前編はこちらです
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