おてがる!静止摩擦係数の測定実験
今日は同僚のI先生に教えていただいた、静止摩擦係数を測定する実験についてご紹介します。
用意するものはこちらです。
左上から、木箱(おもりが入っていたものを流用しました)、電卓、おもり、両面テープ、紙やすり、まな板、ばねばかり
です。まず木箱を何もつけずにばねばかりで引っ張ります。木箱が動く直前の力を読みます。また木箱の質量を測ります。
するとf=μNより、静止摩擦係数を計算することができます。
次に木箱の中におもりを入れて、木箱のおもさを変えて行います。同じように静止摩擦係数を測定することができます。
おもさを変えても、静止摩擦係数があまり変化しないことがわかる実験です。
また木箱の後ろにやすりを両面テープでつけて、同じようにひっぱったり、まないたの上にのせるなどして、面の状態を変化させた時に、静止摩擦係数がどうなっていくのか、を測定することができます。
お手軽にできて、摩擦係数を理解することができるので、面白い実験でした(^^)
教員目線でのICT活用方などをセミナーなどでお伝えしています。
申し込みはこちらからどうぞ(^^)
[blogcard url=”https://phys-edu.net/wp/?page_id=20940″]
科学の情報はこちらにも掲載しています。
・ニュースレターはじめました
[subscribe2]