【失敗】「教える」ときに抑えておきたい1つのポイント
教育実習がはじまってきました。実習をするさいに、ぜひ考えて欲しいことについて
今日は紹介したいと思います。一般的に誰かに物事を教えるときにも、とても大切なことです。
ここにかくのは、ぼくの失敗談です。
みなさんは導入でどんなお話をしていますか?
私はというと、務め始めた当初はよく「ガンダム」について話しをしていました。
ガンダムはとてもよくできたアニメで、物理法則などの説明をするときに、
いろいろなネタがあるんですね。
でもわたしが務めたのは女子校でした。
ガンダムの話しをしても、冷ややかな目で生徒はこちらを見つめるだけでした。
こんな感じです!
それもそのはず、ガンダムは女子生徒にとって、まったく興味がないためです。
そのため、導入の話をするときに、違うものを用意する必要性を感じました。
「生徒が好きなもので、物理に関わるものは何だろう?」
悩み続けました。そんな中、とうとう見つけたのがこちらです。
この写真は、このディズニーランドのオフィシャルガイドブックにのっていたものです。
[amazonjs asin=”4063500934″ locale=”JP” title=”東京ディズニーリゾート アトラクションガイドブック 2013年版 (My Tokyo Disney Resort)”]
そう、ディズニーランドです。
いろいろ調べてみると、なんと生徒はほぼ100パーセント毎年ディズニーにいくということです。
私の田舎では、1生に1度か2度かだったのですが…。
そこでディズニーを調べることにしました。
今回示したスプラッシュマウンテンは、時速62kmで落下していくとのことが書かれていました。
ジェットコースターにエンジンはついていません。単に、高いところまでもっていって、手をはななして落としているだけです。
ですから、落差がわかれば、最高速度を計算することができるのですね。
それが調べてみると、こちらのガイドブックに、落差16mと書かれていました。
[amazonjs asin=”4062706865″ locale=”JP” title=”東京ディズニーランドベストガイド 2014-2015 (Disney in Pocket)”]
これをもとに数式に代入してみると…。
と、かなり近い値になります。これには生徒も喜びました!
こんなことから、他のジェットコースターについても調べ始める生徒などもでてきました。物理の世界に引き込むことができたのです。
ちょっとしたことですが、生徒の目線から考えることが、授業を作るときにとても大切になります。
そのためにも普段から生徒が好きなものを会話をしながら聞いておくことが、とても大切です。
実習を行うさいは、ぜひ気をつけてみてください(^^)
ディズニーランドについては、こちらにより詳しく書きました。
[blogcard url=”https://phys-edu.net/wp/?p=231″]
また教員採用試験に役立つ情報をこちらにまとめています。
[blogcard url=”https://phys-edu.net/wp/?p=754″]
ぜひ御覧ください(^^)
教員目線でのICT活用方などをセミナーなどでお伝えしています。
申し込みはこちらからどうぞ(^^)
[blogcard url=”https://phys-edu.net/wp/?page_id=20940″]
科学の情報はこちらにも掲載しています。
・ニュースレターはじめました
[subscribe2]