そうだったのね!作って分かる「ノギスの科学」
科学部員と一緒に、国立科学博物館にいってきました。
常設展の他に、夏休みの期間中には「サイエンススクエア」という
科学体験イベントが行われています。
そこで生徒と「ノギスを作ろう!」という公益社団法人精密工学会が主催している
体験イベントに参加してきました。
みなさんはノギスをご存知ですか?
ノギスとは通常のものさしよりも、細かく正確にものの長さを測ることができる、
工具に一つです。
このノギスの使い方をはじめに教えていただきました。
ノギスが細かな値まで測ることができるのは、そのメモリ幅に秘密があるんだそうです。
通常のメモリ(主尺)は1cmで10本、つまり1mmごとにメモリが打たれています。
しかし副尺のほうには、なんと9mmでで10本、つまり9/10mmごとにメモリが打たれています。
このズレを使って、細かなメモリまで読むことができるんだそうです。
ノギスは今まで何も疑問を持たずに使ってきましたが、こんな秘密があったんですね。
そんなノギスを作ることができました。
何で作るかというと、ボール紙のみです。
ボール紙を組み合わせながら、ノギスを作っていきます。
これがぼくが作ったノギスです。
実際に水道管のようなものを測ってみると、うまく測ることができました。
この他にも、様々なイベントが開催されています。
ぜひお子さんをつれて、このイベントに参加してみてはいかがでしょうか(^^)。
事前にネット予約をしないと体験できないものもありました。
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