Q&A 不安です。センター物理基礎の勉強法を教えて下さい。
物理基礎の勉強法がわからない!
先日物理基礎に関する相談が届きました。物理基礎をセンター試験で選択しようと思っている過年度生からです。
内容は、新課程の物理基礎の対策がわからず不安が募っていたそうですが、様々な参考書を手にとって見ていく中で、拙著「きめる!センター物理基礎」を読んでいただいたようです。
拙著を読みきったそうですが、今後どのように勉強をしていけばよいのかという相談でした。
センター物理基礎については、今年さっそく試験当日にときましたが、予想を超える簡単な難易度でした。それにもかかわらず、生物基礎や化学基礎と比べると平均点はあまり変わりませんでした。
ということは、受験者の多くが文系学生であるセンター物理基礎は、狙い目だということになります。少し勉強すれば、あっという間に他の受験生と同じレベルの点がとれ、もう少しやればアドバンテージにもなる科目なのです。
センター物理基礎ってお得なんです!
本当にそんなに簡単なのか?と思う方がいるかもしれません。
こちらに解説をつけたので、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
そんな馬鹿な!ひねった問題があるはずだ!
そういう方がもしいたら、「ひねった問題を一つあげろ!」といわれれば、一つだけ波がx軸負の方向に進むものがありました。
それだけなんです。
だからセンター物理基礎を不安に思う気持ちはわかりますが、不安に思う必要はありません。
検定教科書と、(ぼくのに関係なく)自分に合う授業型の参考書、予備校などがだしているセンター物理基礎用の予想問題集の3冊を揃えてください。
例えばこちら↓
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センター物理基礎 勉強法の3ステップ
それでは勉強法について紹介しましょう。
① 勉強法としては、参考書をまずは読みこみながら、各分野の復習をします。
② 次に予想問題集に取り組みます。予想問題集は難易度が高めに作られているので、この難易度よりも高いものはまずでません。ですから、予想問題集を完璧にしましょう。
③ わからないものがあれば、参考書で、細かいところで気になる場合は検定教科書で調べます。検定教科書は辞書的に使ってください。
この3ステップで取り組んでください。③まで終わっていれば、とくに物理基礎に勉強をかける必要はなくなるでしょう。物理はやったら忘れにくい科目なので、夏以降の9月ころにまた少し復習をしておくといいと思います。
文系は英語や社会に多く時間をとられますから、理科の基礎科目の時間配分に注意をしながら進めていきましょう!
PS もしぼくの書いた本で取り組もうかなと思っている場合には、センター物理基礎対策では2つの本を書きました。
一つ目が「きめる!センター物理基礎」(学研)です。
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こちらは授業を再現した内容で構成しました。問題は最低限におさえて、理解に重点をおいた作りです。
もう一冊が「やさしくわかりやすい物理基礎」(文英堂)です。こちらは見開きでまとめて、講義・問題・講義・・・の順番で進んでいきます。
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どちらも編集者が優秀な方で、見やすくわかいりやすい作りとなっています。2冊買う必要はありませんので、どちらか好みのものを書店で探して選んでいただければと思います。
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