まずはここから!コンデンサー回路を解くためのパターン解法
コンデンサー回路がうまく解けなくて困っている!そんな生徒が多くいます。コンデンサー回路はたしかにとっつきにくいものですが、なれてしまえば同じことの繰り返しなので、実は得点源と言えます。
そんなコンデンサー回路について、よく出てくる定番問題について解説しました。もしよくわからないという生徒がいたら、ぜひかつようしてみてください。
定番問題 コンデンサー回路の問題
次の図のように2つのコンデンサーC1(電気容量2F),C2(電気容量4F)をつかって、6Vの電圧をもつ電源と接続をして、回路をつくった。
はじめコンデンサーには電気量はたくわえられておらず、スイッチはAにもBにもついていない。
この状態で次のような操作をした。
(1) スイッチをAに接続した。充分時間がたったとき、コンデンサーC1に蓄えられる電気量を求めなさい。
(2) 引き続いて、スイッチをB側に接続した。充分時間がたったとき、コンデンサーC2に蓄えられる電気量を求めなさい。
パターン解法
こちらの動画で解説しました。
コンデンサー得意になりましたか?
コンデンサー回路は入試でかなり高い確率ででる、それにもかかわらず、受験生が苦手としていて、得点率の低い分野でもあります。それはもしかしたら、コンデンサーという素子自体の特性に、小学生から中学生までほぼあつかったことがなくて、慣れていないということも大きいのかもしれません。
もしサッカーボールや、リカちゃん人形と同じように、コンデンサーが身近似合ったならば・・・。
なにゆう、助手のぼくもコンデンサー回路は大嫌いでした。でも、ちょっとしたコツをつかむだけで、
コンデンサー回路、恐ろしく簡単にとけるんです!コツは、次の3つの式をたてることでした。
とくにこの3つの式さえたてられれば、あとは数学の問題になってくるんですね。もう一度まとめます。
1 前後の絵をかく
2 Q、C、Vをおく
3 電気量の式、キルヒホッフの式、島の式
ぜひみなさんもご自宅でこれを例として、複雑な回路に挑戦してみてくださいね。
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