漫画やアニメは物理学の宝庫!?MdN特集『イラストにひそむ物理学』が面白すぎる!
みなさん、MdNって知っていますか?デザイン専門の雑誌なんですが、これが意外と面白くて、つい手に取ってしまうんです。少し前の特集が特に秀逸だったので、ぜひご紹介したいと思います!テーマはなんと…
「イラストにひそむ物理学」
爆発、液体、炎、煙、そして魔法を描くときの物理的な表現方法が詳細に解説されているんです!どうやって絵に「重力」や「勢い」を感じさせるかを、具体例を交えて紹介しているんですよ。
例えばこんな内容です!
水を描く物理学
こちらは、水の動きをどう描けばリアルに見えるかを解説した一例。ホースから水が噴き出す場合、重力の影響で勢いを失っていく様子を表現するのがポイントだそうです。なるほど、水の描き方一つでも物理の知識が活きるんですね!
爆発の物理学
次は建物が爆発するシーン。爆発の中心から放射状に破片を飛ばすのがコツだとか。興味深いのは、破片の飛び方にも法則があること!軽いものは遠くに、重いものは爆心地近くに配置するとリアリティが増すそうです。確かに、こういう細かい描写がシーンの説得力を上げるんですよね。
炎を描く物理学
こちらは炎の描き方のコツ。吹き出し口では勢いよく描き、遠くなるにつれてランダムに発散させることで「らしい」炎が完成するんだとか。
プロの作品から学ぶ物理表現
さらに面白いのが、実際に漫画やアニメのシーンを例にしていること!たとえば、漫画『NARUTO』に登場する炎の描写が取り上げられていました。その他にも、『AKIRA』や『ドラゴンボール』などの名作から、物理表現の技術を学ぶことができるんです。
こうして見てみると、漫画やアニメってまさに「物理表現の宝庫」ですね!普段何気なく見ていたシーンに、こんな工夫が詰まっていたなんて驚きです。
物理学が魔法にも!?
さらに「魔法の物理学」というコーナーでは、魔法の表現にどうリアリティを持たせるかが解説されています。魔法と物理、一見相反するものが、こんな形でつながるなんて…!授業で黒板に絵を描く際にも役立ちそうな内容です。科学とアートの融合、これは必見!
授業での参考になるだけでなく、日常的に物理に興味を持つきっかけになるかもしれません。科学とアートがこんな形で融合するなんて、本当に面白いですよね。
amazon:月刊MdN 2014年 10月号(特集:イラスト表現の物理学 爆発+液体+炎+煙+魔法を描く)