勉強の5Level。あなたはどこにいますか?川勝先生の物理の授業

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

川勝先生の物理の本を知っていますか?おそらく物理教師なら、一度は目にしたことがある本だと思います。川勝先生の物理の授業の生徒のやり取りの様子がそのまま本になったもので、川勝先生の「人生」までもがギュッとはいったステキな本です。私は自宅用・自炊用で2冊も持っています。

川勝先生の物理授業〈上巻〉の力学編の最後のページには、この「わかる5段階」という配布資料が入っていてとても参考になります。

『川勝先生の物理授業<上巻>』海鳴社P209参照

Level1 わからないもん(やっていない)
Level2 やったのにわからないよ〜(わかりやじめてきた)
Level3 わかった!(わかった気がした)
Level4 わからなくなってきた〜。(ものにしはじめた)
Level5 いまにわかる(研究テーマを発見した!)

川勝先生の授業の特徴は、実験や日常の疑問からいつも授業がスタートしているということにつきます。だから面白い。そして生徒の感想にわからなくなってきた〜などの苦悩の様子も書かれています。わかったとおもっても、またわからなくなるの繰り返しが物理をはじめとした勉強の面白さですが、この5Levelで自分がどのあたりまでいっているのかな?と考えると、目安になりますね。

川勝先生も書かれていますが、どの教科もLevel5まで行く必要はなく、自分の興味関心に合わせてLevel3までは目指したいところですね。

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