立体図が苦手な生徒は必食!サッカーボールのり

電磁気学の右ねじの法則や、フレミング左手の法則など、
3次元のもの、立体的なものというのはなかなか教えるのが難しくて苦労をしています。

パット頭にイメージできる生徒もいれば、なかなか頭に思い描けなくて、頑張っていっしょに手を作りながら説明をしたりするのですが、理解が遅くなってしまう生徒もいます。

数学の立体図形の断面図なども、数学の先生にきいたら同じような悩みがあるのだそうです。

ときには厚紙をつかって、展開図から立体をくみたてて、それをきりとってみたり、と苦労をされているとのことでした。

なぜすぐわかる生徒もいれば、なかなかわからない生徒もいて、このような理解の差が生じるのかなと思っていたのですが、自分自身、立体的なものを捉えるのがあまり得意ではありませんでした。

立体的なものを捉える力というのは、幼児期の遊びやお絵かき体験などで親しんでおくなど、「経験の量」も大きく関係するのではないでしょうか。

ですから経験が多くある生徒はかんたんに思い描けるのではないかと思います。このバックグラウンドの量が効いてくるのかなとおもいました。

そんなことを思っていた所、スーパーで次のようなノリを見つけました。

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サッカーのり!なんだこれは?と思ってよく見てみると、

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ご飯に六角形の組み合わせでできたノリをはりつけていくと、
サッカーボールができあがるというものでした。

「くだらない!」

と瞬間的におもったのですが、結構売れていたのが驚きです。たしかに子供の気持ちになってみれば、サッカーボールができるのですから、楽しいですよね。

またのりをはりつけるまえの展開図の様子が面白いし、サッカーボール特有の五角形と六角形の組み合わせもよくわかります。

本当にサッカーボールを作るのなら、どういうふうに作るのかをイメージすることができそうです。

キャラ弁というのはあまり好きではないのですが、このサッカーボールおにぎりは、とても興味がわきました。なんとアマゾンでもうっていました。流行っているのでしょうか?

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。