理科の質問「あなたはどう思う?」の裏にある暗黙のルール

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SEPUP2日目の研究会では、東京理科大学の小川正賢先生からのお話を聞くことができました。
その中で、教員が発する

「あなたはどう思う?」

という質問の裏側には、

「あなたが(科学者であるなら)どう思う?」

という暗黙のルールがあるということをお聞きして驚きました。

昨日紹介したブラックボックスを日本の学生ではなく、別の文化をもった人に渡したらどうか?という質問を例にあげていました。

もしかしあら、霊的なものが箱の中にはいっていて、球を動かしていると考えるかもしれません。

科学者はそういう見方をせず、「物質世界」のことをのみを考えます。ぼくたちがある生徒に質問をしたときに、このようなベースのことが共有されているのかどうかを考えたほうがいいということをおっしゃられていました。

日本では多くの生徒が小学校教育で科学的な見方を自然と身につけていますが、たしかに全員が共有しているわけではないとおもいます。ですから、どうしてもわからないという生徒がいた場合に、このあたりまで戻って共有をして、質問をしていく必要があることを知りました。

私は今のところ経験がありませんが、他の国で教えることがある場合などは、なおさらですよね。

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プロフィール

桑子 研
桑子 研(くわこけん) 1981年群馬県生まれ。共立女子中学高等学校の理科教諭を務めるかたわら、サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など科学啓蒙書・参考書・絵本など10冊。東京書籍の教科書編集委員・ナリカサイエンスアカデミー公認講師。

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