主催者になれ!教採に合格者に共通する「あの経験」とそのやり方

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

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教員採用試験で合格をしてきた学生に共通するものがあります。それはなにか?というと、、、教採の勉強会の主催者をやった学生です。ぼくは教員になってから大学のツテや、ぼくのホームページをみた学生から連絡を受けて、何度か学生に勉強方について教えに行ったことがあります。そのときに気が付きました。勉強会の主催者をやっていた学生は、みな合格していたのです。実はぼくも当時、勉強会を主催していました。

勉強会の主催者になるメリットは、本人に一番あります。ですから、周りに友達がいなくて、ちょっと困っている学生がいた場合、思い切って教員採用試験の勉強会を主催して、運営しながら、教員採用試験に突き進んでいくことをおすすめします。

今回はどのようにして勉強会を主催していけばいいのかを実体験と、サポート経験をもとに説明したいと思います。

1 仲間を集める

教員を目指してみようかなとおもった方は、大学が開催する、教員採用試験対策講座などにまずは出席をしてみてください。そして終わったときに近くの学生に思い切って声をかけて、「いっしょに勉強会をやらないか?」と声をかけていきます。

できれば男女半々くらいのグループを目指してみてはどうかと思います。ぼくはこの方法で、このとき8人くらいのメンバーを集めました。別の例でぼくが教えたある学生は、SNSでグループを使って仲間を集めていました。

その場合のやり方としては、まず公民館などのリアルに集まれる場を借りてまずは集まろう!と呼びかけることからでした。

そんな場を用意したところ、なんと10名くらい集まっていました。そしてなにをやったら良いのかぼくに相談にきました。このような集め方もあるのだなと感心しました!今は実にいろいろな方法があると思います。可能な範囲でまずは仲間を募って下さい。そのさいに場所を用意することが大切だと思います。おそらく同じように困っている人は多いはずです。一言声をかければ、そして場所があればすぐに集まってくることでしょう。

2 勉強会を企画する

では日付を決めて、勉強会を企画しましょう。大学であれば、図書館などで貸してくれる貸し会議室でも良いですし、ちょっとしたスペースで良いと思います。集まって、自己紹介をして、今後の運営方針を説明して、何をやっていくのかを決めます。

参考はこちらをどうぞ。これは勉強会で実際に使用したレジュメです。

ぼくがアドバイスをしたものを当時の学生が打ち直しました。ちなみにこの学生はいまは埼玉の教員です。

3 勉強会の担当者は日替わりにする

ぼくが主催したときは、週1での勉強会を企画しました。週1で開催するためにも、人数は8名くらいが最適でしょう。全員が同じ年に受験をする仲間にそろえるのも大切なことです。週1で集まり、週替りで担当者が司会をして、筆記用のテスト教材をつくってきます。そのテストをやり、テストの解説を担当者が行う形式にしました。そしてせっかく集まるので、その後面接練習などの実地訓練をはじめました。

このようにルールを決めた意図は、運営者自信が過度の負担にならないようにするということです。そして運営者はマメに勉強会が終わるたびに教材などをデータでまとめて、参加できなかった方のためにも、メールを流していきます。実は主催者のやることは、単にこれだけのですが、このようにすることで、勉強をする意義や意味を見出したり、情報交換が出来たり、教育実習中で励まし合ったり、いろいろなメリットがありました。

そしてそれらの情報は全て主催者を通っていきます。また筆記試験後には、週2で模擬授業や面接練習を行いました。外部の業者が企画している教員採用試験対策講座に何度も出て行くよりもよっぽど効果がある方法です。

自分たちではじめてみてはいかがでしょうか。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。