水遁の術やシュノーケリングができる最大の深さっていくらくらいか?

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

忍者が行う水遁の術(すいとんのじゅつ)について、水深何mくらいまで実際に行けるのか?と気になった人がいるかもしれません。
こちらの記事にあるように、実際にテレビ番組で確かめたところ、60cmくらいが限度だとのことでした。

この辺りの話が「これが物理学だ」に記載されているのですが、実際に2mの管を買ってきて、それをU字に曲げて水を入れ、その管の片方を加えてどれだけ吸ったり吐いたりして、呼気でどれくらい水面変化させられるかを調べると、吸っても、吐いても大体50cmくらいだとのことです。ということは、合計で1mとなるので、水深1mでシュノーケリングをしようとしても、空気を吐くことはできても吸うことはできないという結論になります。

なおこれはギリギリラインなので、実際に吸ったり吐いたりしてガス交換をするとなると、人にもよるかもしれませんが、大体60cmが限度なんでしょうね。

参考 ボイルの法則と肺はれつ

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