炭酸水素ナトリウムの性質を確かめる実験
炭酸水素ナトリウムの性質
用意するもの 炭酸水素ナトリウム0.5g、電子天秤、薬包紙、試験管、ピペット、ビーカー、水3mL、フェノールフタレイン液
① 炭酸水素ナトリウムを試験管に入れて、水3mLを加える
② 試験管をよく振って、溶け方について観察する。
③ を2、3滴加えて、色の変化をみる。
結果
炭酸水素ナトリウムを水に溶かしてみると、溶け残りはあるものの、水に溶けました。
右が溶かす前、左が溶かした後。またフェノールフタレイン液を加えると、うすいピンク色になり、弱アルカリ性だということがわかりました。なお重曹がなぜお掃除で使われるかというと、このように弱アルカリ性の性質があるので酸性の油汚れを落としやすくすることと、水に溶け残る性質もあるため、研磨剤の効果もあるそうです。以下wikipediaより。
加熱によって二酸化炭素を発生する性質から、食材に練りこんで加熱すると、多孔質でフワフワかつサクサクした生地ができる。
口中で炭酸ガスを発生させるソーダ飴には、粉末で封入される。
研磨効果、鹸化(乳化)効果から、洗剤や洗剤の補助としてティーカップなどの茶渋落とし、換気扇などの固着した油汚れ・焦げ落とし、練り歯磨きやうがいなどに使用される
また炭酸水素ナトリウムを加熱した時に得られる炭酸ナトリウムは、水に溶けにくく、強アルカリ性の性質があります。wiki情報です。
菓子を作る際加えるベーキングパウダーは炭酸水素ナトリウムが主成分であり、熱分解して炭酸ナトリウムが生じるとアルカリ性となり苦味を呈するため、中和剤として酒石酸(しゅせきさん)も加えてある。
中華麺のかん水やこんにゃくの凝固剤として利用される。塩基性であるため小麦粉中の色素が黄色を呈するので、うどんと異なり中華麺は黄色い。
洗浄力の強いアルカリ性で10水塩の炭酸ソーダは洗濯ソーダと呼ばれ洗濯に利用されてきた[2]。家庭用では皮脂汚れなどの汚れの洗濯、油汚れの下処理、血液などのタンパク質汚れに対する汚れ落としなどに利用される[2]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0