なぜ水が落ちてこない?電気分解実験器の使い方と仕組み

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

#電気分解実験器 への溶液の入れ方について、動画でまとめました。今回使ったのは、 #ケニス#電気分解・燃料電池実験器 FY です。

電気分解装置 FY

よくみると穴が3つあいているのがわかります。


方法は次の通りです。

1 塩酸などの #電気分解 に必要な溶液をおよそ100cm3を入れていきます。
2 ゴム栓で蓋をする。このとき、それぞれの電極に空気が入っていることを確認する。


3 容器の裏に穴が空いていることを確認し、電極側(表側)に容器を倒して、電極側の水溶液を満たす。


4 容器をたてる。

これで準備完了です。うまくいくと電極側の水溶液にあった空気がすべてなくなっています。もし空気が残ってしまっていると、たとえば電極から水素が発生したときに、空気中の酸素とまざってしまい、火を近づける実験などをすると、小規模な爆発が起こり危険です。

また仕組み上、なぜ一度倒してから、もう一度起こすと水が満杯になり落ちてこないのか、気圧のことを考えるときに便利ですね(地学とこらぼできます)。そのような場合には、ゴム栓をはずして水が落ちてくる様子も見せるといいと思います。

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