組み合わせの中にクリエイティビティーがある(レゴの本を読んでいました)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

レゴを使ったワーク(アヒルを作るもの)を授業でやっていたこともあり、レゴの歴史や考え方についての本が出ていたので読んでみました。

いろいろ参考になることが書かれていました。レゴはブロックそのものについては、世界各国で著作権切れをしているので、ブロックの組み合わせをいろいろと変えて新商品を作っているとのことでした。これを音楽にたとえると、音はすでにありますが、その音の組み合わせがクリエイティビティーであるといえます。

またブロックだけで遊ぶことはできるけれど、いろいろな種類の組み合わせを考えて子供に与えてあげる、用意することで、子供の楽しみが広がっていくとのこと。これは音楽で例えると、楽譜をおぼえて曲がひけるようになればアレンジをしたくなるとおもうのですが、レゴも同じだということです。

これらのことは理科についても言えそうだなと思いました。教科書にのっている実験はあらかじめ多くの人が行ってみて、教育的な効果が高いというものが掲載されているわけです。それらをやってみて、考えてみることで、また理解が深まり、次の疑問がそれぞれ生まれていきますよね。

理科について自然に興味をわくということもあるかもしれませんが、多くの人はいろいろな実験をやってみたり、観察をしてみて、興味をもつわけです。いろいろな実験や観察を用意していかなければなと強く感じました。

私自身、影響されやすい性格のため、さっそくレゴを子供に買って与えてみました。はじめてメルカリを使ってみて、また衝撃を受けました。フリマアプリってすごいですね。

早速作っていましたが、なんと家のさくをつかって、くし(ブラシ)を作ったとのこと。これは、何も教えなくてもいいのかなと思いました。



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