シャボン液は透明なのになぜ虹色に?観察をしてみよう!【薄膜の干渉】
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。
シャボン玉って不思議ですよね!!
薄膜の干渉というところで、シャボン玉がよく題材にされます。子供と一緒に公園にいったときにシャボン玉の写真をとってきました。青空のもと、シャボン玉を見ていると、虹色がよくみえてとてもきれいですね。
どの写真もなんとも言えない色合いです。膜の厚さも時間とともに変化するので、いろも次々に変化していくのも面白いところですね。これも十分綺麗で見応えがあるのですが、でも通常だと、なかなか長い間観察することができません。
それはシャボン玉の膜が蒸発して薄くなって、割れてしまうためです。そこで今回は蒸発を防いで、長い時間干渉模様を見ることのできる実験の紹介です。
科学のレシピ
用意するもの:シャボン液、紙コップ、電気鍋、ストロー、LEDライト
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1 シャボン液を電気鍋で温める(ビーカーやヤカンなどでもOK)
2 沸騰したら、シャボン液を紙コップの中に注ぐ(紙コップは二重にしましょう)
3 ストローをつかって紙コップの中でシャボン玉を作ります
4 部屋を暗くして、LEDライトをシャボン膜にあてる
結果はこのようになります。
このようにすると、沸騰しているので蒸気がそこから出てくるため、シャボン玉に水が供給され、割れにくくなります。きれいな干渉縞と、その動きが長く観察できます。きれいな様子が長く楽しめておすすめ!小学生はもちろんのこと、高校生でも感動の実験です(^^)
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