同じ白でもちょい違う!太陽光と蛍光灯を分光器で見てみると…オヤ!
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。
回折格子について今日は紹介する動画を作ってみました。同じ白色にいえる太陽の光と蛍光灯の光、でもそれぞれの成分を比べると、全く異なります。回折格子をつかってのぞいてみましょう(太陽の光は直接覗かないように注意しましょう)。
回折格子とはこのようなものです。覗き窓についているもので、この回折格子は1cmあたり5000本の筋が入っています。ネットなどでも売っていますね。
こちらはケニスで買った分光器です。
この回折格子で太陽と蛍光灯をのぞくと、みごとに色が違って見えるのがわかりますね。
こちらが蛍光灯
この光の中心がm=0の明線、そして両端に見えるのがm=1の明線です。内側に青、外側に赤がきているのは、回折格子の条件式を展開するとよくわかります。ぜひ学校で勉強した条件式とにらめっこして、なんで内側に青色がくるのかを考えてみてくださいね。
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