英語教室の仕掛けにびっくり!中高の授業でもつかえそうな技続々

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

先日、近くの先生がすべてネイティブだという英語教室の体験授業に行ってきました。3才児クラスというもので、体験ということもありぼくもついていきました。すると様々な仕掛けがあり、非常に勉強になりました。

まずレッスンが始まる前に、自分の名前の書いてあるネームプレートがあり、そのネームプレートを1枚のホワイトボードに参加する子供がつけていきます。プレートをつけるだけで子供はなにか楽しそう。

そしてレッスンがはじまります。一人一つ座布団が与えられるので、集中力がなくてウロウロする子供も、座布団に戻ってくるという仕掛けがありました。そして一つのレッスン(ゲーム系が多い)の中で発言したり、答えてくれた児童はカラフルな磁石をもらうことができます。この磁石を先程のホワイトボードにつけていきます。

レッスンの中で出される課題は、先生が基本的には順番に子供をまわっていくので、手を早く上げて答えるというものはほぼありませんでした。小道具もたくさんあり、靴下や帽子などを先生が部屋に隠して、それを子供が見つけるときに、

Where is hat.

などといって、探させて、一人ひとり別のものなので、必ず一人が1つずつ見つけることになり、磁石をもらうことができます。歌や、カードゲームや、物を探すことや、読み聞かせなど、本当にいろいろなものがありました。

あっという間に40分くらいたって、そしてホワイトボードをもってきて磁石の数を数えます。もちろん

one, two, …などといった感じです。

その磁石に応じて、スタンプカードにスタンプがもらえます。

単に子供に英語を話させよう、覚えさせようとすると、どうしても嫌がってしまいますが、ゲームであること、マグネットをもらえること、それがスタンプとなり溜まっていくこと(次回に引き継がれるものと思われます)、など、そのまま使えるわけではないものの、中高の教員としてもとても勉強になりました。

ネイティブのやっている英語教室なので、なんとなく日本の教え方とは違う感じもして、異文化などんな子供でも興味を持つような仕掛けに見えました。プロジェクトアドベンチャーや、ワールド・カフェなど、いろいろと海外から学ぶことも多いですね。

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