やっぱコレ!3次元回路シミュレーターが回路の説明に便利
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
今日は静岡県から2名の物理の先生が授業見学にきました。もともとは私が名古屋で行った講演がきっかけで、見学にきていただいたようです。これで名古屋の講演から見学に来てくれた方が4人目です。いろいろなつながりができ、とてもうれしく思っています。
今日はちょうど中学生のエネルギーの実験などもやっていたので、そちらを見学していただいたあと、高校2年生の物理クラスの様子について見ていただきました。
2時間つづきの授業で、1時間目は実験、2時間目は講義形式の授業というような形態です。実験の内容は、ブレッドボードをつかったキルヒホッフの法則の確認実験です。中学校で教材用のセメント抵抗などを扱っているので、今回の授業ではブレッドボードや素子など、一般的に使われているものを用いて回路を組んで、テスターをつかってキルヒホッフの法則の成り立ちについて理解を深めました。確認実験の一つになるかと思います。
また授業のあとには、毎年お世話になっている3次元電気回路シミュレーターをつかって、キルヒホッフの第二法則についてイメージをさせることもおこないました。電位図がバット出るので、キルヒホッフの法則の説明には最適かと思います。
詳しくはこちらを御覧ください。
その後の情報交換会でもいろいろな課題をお聞きしましたが、本校の課題と一致している部分も多く、私自身も勉強になりました。みなさんの学校はどのようなことが今問題になっていますか?また面白い実験などは何かありますか?ぜひいろいろと教えてください。
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