Spheroでプログラミングに初挑戦!まずは動かしてみよう

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

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このページではSpheroを使ってプログラミングの始め方についてまとめています。はじめての方は、Spheroって何?からお読みください。

なるほどスフィロ

まずは動かしてみよう!(ラジコンモード)

まずはSphero本体と、アプリ「SpheroEDU」をダウンロードして準備をしてください。iPadのBluetoothをオンにして、スフィロの近くでアプリを起動させます。しばらくすると自動で無線接続ができ、Spheroが光ります。これでロボットがタブレットを認識して、タブレットから命令を飛ばすことができるようになりました。

次に画面下のプログラムボタンをタップ。

画面右下の「+」マークをタップ。

プログラム名はとりあえずなんでもいいので「a」などと入力して、「ドロー」を選び、「作成」ボタンを押します。

すると画面が広く表示されますが、右上にある「AIM」を押します。

スフィロはボール型ロボットなので、見た目で前後の区別がつきません。このようにすることによって、ロボットの前・後を合わせることができたのです。

それでは動かしてみましょう。右上の「ドライブモード」を選択して「ジョイスティック」を動かしてみてください。スフィロが動き始めます。

お絵かきでプログラミングをしてみよう!

これはこれで面白いのですが、ロボットにいちいちその場所で命令を出さないと動かすことができません。ラジコンカーと同じです。プログラミングで大切なのは、「事前にロボットに命令を出しておくこと」です。

そこでお絵かきプログラミング「ドロープログラミング」に挑戦してみましょう。広いスペースに、例えばハート型などを描いて、上のスタートボタンを押してみてください。

するとスフィロがハート型を描きながら動き始めます。事前に命令を作ったので、これも立派なプログラミングです。

ブロックでプログラミングをしてみよう!

ドロープログラミングで、スフィロにいろいろな命令を出した後は、ブロックを使ったよりプロフェッショナル(コード)に近いプログラミングを行ってみましょう。左上にもとに戻る矢印から、一つ前の画面に戻ります。

そして、下のメニューからプログラミングを選び、右下のプラスを押します。

プログラム名はなんでもオッケー。今度はドローではなく「ブロック」を選んで作成ボタンを押します。

するとブロックを置くことができる広いスペースが表示されます。このスペースにブロックをおいてプログラミングを行います。下には様々なブロックが分類分けで置かれています。とりあえず、動作にある、ロールという青いブロックを持ってきてください。

左から「◯の方向に、◯のスピードで、◯秒動かす」という意味があります。数字の部分を押すと、数字を変更することができます。

 今回は「0」「100」「1」と入力をしましょう。

それではスタートボタンを押してみてください。すると、、、

あ!動いたけど、、、止まった。

これは「0度の方向(上)に、100のスピードで1秒動く」というプログラムを組んだだからです(上に進まなかったという人はAIMというボタンから、位置合わせを行なってくださいね)。

これだけでは面白くないので、ロボットが元の位置に戻ってくるようにプログラムを組んでみましょう。

こども
わかった!こうすれば、、、

こども
 スタート!あれれ?戻ってこない、、、。

これがロボットプログラミングの面白いところです。画面上でのプログラミングならうまくいくはずですが、現実ではうまくいくかどうかは、いろいろな条件を考える必要があります。だからやってみるのが大切です。

例えばこのようにディレイ「1秒」というブロックを、コントロール(紫)のところからもってきて、2つのロールブロックの間に入れてみてください。

なお不必要なブロックがもしあったら、捨ててみてください。ブロックを触ると、下にゴミ箱が表示されますので、そこまで持っていきます。おぼえておきましょう。

準備ができたらスタートを押してみましょう。

こども
キャッキャ!うまく帰ってきた!

そうですね。実は勢いがついたロボットは、次の命令がでても、思うように動けないんです。これは物体が速さを保とうとする性質、中学で習う慣性というものがはたらくためです

ですから、ディレイ(ディレイDelayは英語で遅らせるという意味)ブロックで一秒間待つというプログラムを入れてあげると

前に1秒動いて、1秒待つことによりスフィロの勢いがおさります。そして後ろに戻ってくるという次の命令が出るので、戻ってくるというわけです。このようにディレイを入れると動きに切れがでてきます。でも、動画をよく見るとただまだ元の位置までは戻ってきていませんね。

さて、どうすればよいのか。色々実際に試しながら、考えてみてください。プログラミングには様々な答えがあります。皆さんの答えを探してみてくださいね。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。