中学の教科書のように三相交流がスラスラ頭に入る不思議な本

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電車の中で「通読できてよくわかる電気のしくみ」という本を読みました。

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電気分野を説明をするときには、いつも苦労をしているので、どのようにわかり易く説明をすればいいのかという思いで、こちらの本を読みました。タイトルの通り、通読できるような工夫がいろいろとされており、ページはオールカラーで、イラストが多く、サラサラと頭の中に入ってくる作りです。作者の井上伸雄先生は、電電公社の研究所に務められていたそうです。

中学の教科書のように読みやすいのですが、内容としては三相交流を扱うなど中学や高校を超えた範囲についても書かれていて、それが頭に入りやすいようにイラストや文章で工夫されていて、勉強になりました。ぼくがわかりやすいなとおもったのは、いろいろなモーターや発電機について書かれている部分です。

三相交流のイラストもわかりやすい!

 なぜ三相交流がいいのか、なぜ誘導モーターがこのような形になっているのか、モーターにはどのような種類があるのか?なかなか教える機会はないのですが、ここまでわかりやすく書かれた本は珍しいのではないでしょうか。

ぼくは出会ったことが今までありませんでした。数式は少なめなので、そういった面でも読みやすい作りになっているのかと思います。電気が苦手な高校生は、時間をみつけて手にとって見てくださいね。おすすめできます。

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