「仕事をつくる」という講演を開催しました

  • X
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

ムーンライトウェイヴ株式会社の代表取締役社長の望月奈津子さんを学校にお招きして、仕事をつくるという講演をしていただきました。ムーンライトウェイヴはボール型ロボットのスフィロのスフィロ社の広報をしている方です。

[amazonjs asin=”B0711Z1Q58″ locale=”JP” title=”Sphero スフィロ スパイダーマン アップイネーブルド スーパーヒーロー ※英語対応のみ 【日本正規代理店品】 SP001ROW”]

スフィロのサイトの相談を受けた関係で、望月さんとお会いし、今回の講演を依頼して、実現しました。講演の内容について紹介します。

望月さんの考える仕事とは、価値を生み出すことと、社会に役立つこと、この2つであるというお話をされていました。

スフィロについてはプログラミング教育が楽しくできるツールとして広報をしており、プログラミングの情報を必要としている人に届けるために活動をしているとのことです。また最近仕事をしていたインドでの体験やその活動について話されていました。インドでは環境教育の必要性を強く感じたということや、インドで発売されているある洗剤についての環境負荷低減策のお話、コーヒーショップと農園の関わりなど、ある商品が与える社会への良い影響について話されていました。

講演の合間には、実際に「スフィロを触ってみよう!」という企画も開催しました。望月さんから貸していただいた12台のSpheroSPRKと本校にあるSpheroMiniを使ってプログラミング体験をしました。スフィロが動いたというだけで大喜びの生徒。はじめてプログラミングにふれるという生徒も多くいましたが、Spheroならではのドロープログラミングや、ブロックプログラミングなど簡単にできるということを体験できたようです。

最後に質疑の時間をとると、色々な質問が出てきました。1つ1つ丁寧に真摯に答えていた様子が印象的です。最後にまとめとして、社会に出てからは、無限のチャンスがあるが守ってくれる人はいない、仲間を作ろう!というメッセージや、未来については今の延長線上には無いということを生徒に伝えていました。

今回の企画をご相談して実現できましたが、望月さんがおっしゃっていた「仕事は価値をつくること」という言葉はとても重みのある言葉です。ときとして「その時間にいる」ということだけで、仕事をしている(時給的な)ように感じることもあるのですが、それはやはりおかしいですよね。いろいろなことを考えながら講演をきかせていただきました。

科学のタネを発信中!

ニュースレターを月1回配信しています。

[subscribe2]

登録はこちらから