デジタルでお先真っ暗解決か!教師にとって最適な手帳とは?その4
教師にとって、手帳は必須アイテムといえます。
試行錯誤の末、手帳をパートナーにすることによって、仕事をかかえこまずに、
回していくことが可能になりました。
そのような経験をふまえて、数回にわたって個人的な
手帳の使い方について、書いていきたいと思います。
今回はその第4回目です。前回の第3回はこちらを御覧ください。
デジタル手帳(Googleカレンダー)+モレスキンノート おすすめ★★★
次に使い始めたのが、デジタル手帳のGoogleカレンダーとほぼ日手帳の併用です。
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技術の進歩にともなって、クラウド化によりデジタル手帳の同期技術が発達しました。パソコンを使ってGoogleカレンダーに予定を入力すると、スマートフォンにも自動的に反映され、またその逆も行うことができるようになったのです。
それまでは予定を入力した職場のパソコンのみでした閲覧ができなかったので、現実的ではなかったのですが、この技術革新によってデジタルでの予定の管理が現実味を帯びてきたのです。
中でもGoogleカレンダーのもっとも便利なところは、閲覧するときのビューがいろいろと選べるところにあります。マンスリーで予定を入力しておきながら、閲覧をするときにはウィークリーやデイリーで見ることができます。
また設定を自由に変更することにより、常に今・この日・この時を中心として、1月先を見通すことができるという安心感は、大きなメリットがあります。このことからぼくが長年悩んできた「お先真っ暗」問題の対処法がはじめて見えました。
またデジタルならではの機能として、周期的な予定の書き込みも楽にできます。例えばクラス新聞の発効を隔週にしようと決めた場合、紙の手帳なら月曜の場所に「クラス新聞発効」と隔週に書かなければいけないところが、Googleカレンダーなら入力時に「繰り返しあり」とし、「隔週・月曜」にチェックをつければ一気に予定が入っていきます。
忘れがちな友人の誕生日などの、毎年の予定も一発で入ります。このようなことから繰り返しのタスク漏れが非常に少なくなりました。
ただしGoogleカレンダーのみで全てのことを捌き切ることはできません。細かなタスクはほぼ日手帳でアナログ管理をしていました。ただほぼ日手帳を使うと、デイリー管理になるので、1日ごとに未完了のタスクの移動が自ずと生じます。そのうち、タスク管理はほぼ日手帳を使う必要性が無いことに気が付き、特に何も書かれていないプレーンのモレスキンノートを使うようになっていきます。
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デメリット
完璧にみえるGoogleカレンダーも、最終的には破綻してしまいました。
それは細かな予定がノートに書かれていったときに、それらをいちいちパソコンやスマホを開いて、一日の終わりに入力をする必要があったからです。細かな予定が入った時に入力をすればいいと思うかもしれませんが、あるときゲリラ豪雨のようにタスクや予定が降り注いでくるときがあります。
それらの仕事の依頼を生徒や教師から受けた時、いちいちパソコンを立ち上げて、Googleカレンダーに書き込んでというのは一手間かかります。そこでワンクッションをおいて、付箋やモレスキンノートで予定をキャッチして、その後パソコンに入力をするという方法をとったのですが、毎日の打ち込み作業など、余計な仕事が増えてしまいました。
またGoogleカレンダー上でスケジュール管理をしていくと、予定を重要度の高い順番に並べ替えたり、ある予定に色をつけて強調したりということが直感的にできません。
また会議などで他の教師と打ち合わせをしているときに、ノートパソコン・スマホ・タブレットをだして予定を確認というのも、画面が小さく閲覧性が悪いため、打ち合わせには不便でした。結局このパターンに関しても、もう少しというところでうまく機能できない部分が残ってしまうのです。
続きます!
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