新しいイージーセンスのココ!Bluetooth接続がデキる!

  • X

イージーセンスの最新情報!

今回は前回(① Whitleyさんが教えてくれた電磁気学の実験)に引き続き、Data Harvest社のManaging Director(取締役社長)のSteave Whitleyさんとお会いしたときに教えていただいたことについてシェアしていこうと思います。最新情報もお伝えしますので、ぜひご一読ください。

<いままでの記事はこちら>

① Steave Whitleyさんが教えてくれた電磁気学の実験

▼ ② 新しくでるイージーセンスのここがすごい!

③ びっくりiPhoneアプリ「イージーセンス」

② 新しくでるイージーセンスのここがすごい!

前回は電磁気学の実験の様子までご紹介しましたが、実はその他にもSteave Whitleyさんから見たこともないセンサーも紹介してもらいました。回転の角度をとらえるセンサーです。力学で主につかえるもので、実際に見せていただいたのですが、振り子の動きなどがきれいに表示されます。

3番目に人気のあるセンサーらしいです。振り子運動の変位・速度・加速度のグラフなどと比べるととてもおもしろかったです。

モーションセンサーでも同じことができるので、買い足す必要性はそこまで感じなかったのですが、その他の用途として、化学や生物でも使えるという事例をお聞きして、それがまた面白かったです。

その後、雑談をいろいろしながら、新しいイージーセンスについて紹介をしてもらいました。

 私が今までもっていてお気に入りだったのがイージーセンスの「3リンク」というものだったのですが、こちらは販売が中止になり(涙)、その後継機としてこちらが発売されるそうです。

実際にデモ版を触らせてもらいました。本体に音センサ、気圧センサ、湿度センサが内蔵されており、またセンサーを付けるコネクタが4つありました。

値段が前よりもあがってしまうのが痛いところですが、実際に触らせていただくと驚きの機能がありました。それがなんと「Bluetooth」でタブレットにデータを飛ばすことができるということです。

いままでのv-logなどはWiFiで飛ばしてタブレットで操作をすることができていましたが、「Bluetooth ]になったことでセンサーとタブレットが1対1でつながりますし、切れにくい、また省電力ですから、非常に使いやすくなっていると思います。

ただし、ちょっときになったところがあり、出来ないだろうなと思いつつも、ちょっと意地悪な質問をしてみました。

「Bluetooth」接続ですが、複数のタブレットでつなぐことはできるのでしょうか?

Steave Whitleyさんの答えは、なんと「できる!」ということです。

その方法は少し複雑です。まず親タブレットをきめてその一つをイージーセンスとBluetooth接続をします。その後、親タブレットと別の子タブレットを同じWiFiでつないでおきます。すると親タブレットが得たデータを、それらの他のタブレットにデータを送り表示させることができるというのです。

親タブレットの画面と同じものを表示するだけではなくて、データを送っているので、それぞれのタブレットでデータを見回すことができるということでした。

面白い技術ですね。これは今までのイージーセンスでもできる機能なのだそうですが、Bluetoothと組み合わせることで、より簡単にできるようになりそうです。

具体的な活用シーンとしては、演示実験を教師のタブレットをつかってイージーセンスとリンクをさせて、プロジェクタなどにうつしながら実験をして、その後実験データを生徒の班タブレットにおくって、生徒に解析をさせるということが考えられます。

いや~楽しみですね。このイージーセンスすばらしすぎるので、その場で「かいます!」と言ってしまいました。自腹になるかもしれませんが、テスト的に買ってみて、みなさんにもお伝えしていきたいとおもいます。発売時期が6月ころになるといっていました。

今日はここまで。次回はイージーセンス・スマホアプリについてご紹介します。なんとスマホアプリが近日でるというのです!!

科学のタネを発信中!

ニュースレターを月1回配信しています。

[subscribe2]

フェイスブックページ(科学のネタ帳)の登録はこちらから