コレで解決!まわるクリップモーターのコツ
さて、これはなんでしょう?(^^)
難しいですよね!
ではこれならどうでしょうか。
わかりましたか?
実はこれはモーターなのです。クリップと磁石で作るクリップモーター。
今日はなんと誰でも作ることができちゃう、
クリップモーターについて、みなさんにご紹介します。
一昨年、小森栄治先生に教えてもらいました。
作った事がある人はわかると思いますが、これをまわすのは結構難しいんですね。
科学のレシピ
クリップモーターというと、こんな巻き方が一般的だと思います。
でも実際にこの巻き方で作ってみると、中学生だと半分以上が成功できない。
それもそのはず、大人でも結構難しいんです。とくに両サイドの棒のところが
一直線にならなければいけないのですが、これがなかなか調整できない。
全ては巻き方の難しさにあります。そこで「プラスチックダンボール」をつかって
巻き方の補助をしてあげれば、簡単にコイルがつくれて、さらにコイルの長さも短く
作ることができるので、経済的なんですね。
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それではまず巻き方から見ていきましょう。
プラスチックダンボールをこのように切り取ります。
この真中にまず導線を通します。
次のように回します。
さらに回して、
最後に中心に通して、
上下を少し引っ張ると、きれいにまとまります。
そして、やすりをつかって片方はすべてはぎます。もう片方は上半分をはぎます。
根本までしっかりとはぎましょう。
図は、グレーの部分がはいだ部分です。
クリップは次のようにまげて、
こんな形にして乾電池にとりつけてください。
磁石を乾電池にはりつけたら出来上がりです。
いかがでしたか?ぜひご自宅でも作ってみてくださいね(^^)
原理については拙著『大人のための高校物理復習帳簿』に書きました。合わせてご覧ください。その他多数の実験も掲載しています。
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科学の情報はこちらにも掲載しています。
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