マジックのよう!振れずにブランコをすぐに止める方法
今日は家庭ですぐにできて、驚くこと間違い無し!の実験のレシピです。
みなさんはセンター試験2016に挑戦しましたか?
大人の方もぜひ挑戦してみてくださいね。とくに物理基礎はおすすめです。
あまり復習をしなくても、高校時代の思い出や自然現象での遊びを通して、
解くことができる問題が多くあり、楽しめると思います。
そんなセンター試験2016ではうず電流の問題が出題されています。皆さんは解けましたか?
[blogcard url=“https://phys-edu.net/wp/?p=23798#i-6”]
うず電流はとても興味深い現象で、身の回りでもうず電流ブレーキなどで実用化されています。渦電流ブレーキは、非接触で、つまり触らずに、まるで魔法のように車輪をとめることができます。
今日はそんな、魔法のようなうず電流が体験できる実験について紹介いたします!
科学のレシピ
●用意するもの
銅線、芯となるもの(例えば空き缶やラップの芯など)、磁石、あればワニ口
磁石については、できれば磁力の強いものが良いですが、100円ショップにうっている丸型フェライト磁石でも、重ねればOKです。
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●手順
① まずはコイルを作ります。空き缶などの筒を使って、その周りに巻きつけていきます。サイダーなどが入っている、細いカンがおすすめです。だいたい20回くらい巻きましょう。
② コイルをぶらさげて、ブランコを作ります。
③ ブランコをそのままゆらしてみます。その状態で銅線の両端を、ワニ口等でつなぎ、様子を見ます。
④ 次に磁石をコイルのそばに置いて、3と同じことを行います。
結果
こちらの動画を御覧ください。
これは不思議!磁石がある場合は、導線をつなげるとブランコが突然止まることがわかりますね(ぜひ動画を御覧ください)。
電池など、とくにつないでいないし、なぜ止まるのか、不思議ですよね!
渦電流ブレーキは、地球ゴマを使っても体験することができます。地球ゴマを回して磁石を近づけるだけで、実験できます。
回転しているコマが、磁石を近づけると、徐々に速度が遅くなっていき、とまることがわかります。
センター試験でも出題された、この渦電流という現象、ぜひご自宅でもお試しください!(^^)
PS アマゾンで地球ゴマを見たら、
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すごい値段になっている!!
そういえば、地球ゴマを作っているタイガー商会が、生産を中止したというようなニュースを昨年?聞きましたが、ぜひ作り続けて欲しいですよね・・・。ぼくは5個くらいもっています。もうちょっと買い足しておこうかな・・・。
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