カルキ抜き(ハイポ)を使った深成岩と火山岩モデル実験について

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

火成岩のでき方(火山岩と深成岩)について、 #チオ硫酸ナトリウム#ハイポ#カルキぬき )を使って実験をしました。はやく冷ました場合と、ゆっくりと冷ました場合における結晶の出来方の違いについて、観察する実験です。いろいろ試行錯誤が必要で、何度も何度も実習生と実験を繰り返してコツがわかってきました。ハイポを使う利点としては、授業時間内で観察ができるということにあります。それらについて紹介します。

用意したのは、チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)、シャーレ2つ、電気鍋、割り箸、軍手、氷水、発泡スチロールです。

ハイポをとりだすと、長方形の形になって売られています。

楽天だとこちら。
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ハイポをシャーレが一面隠れくるらいまで入れて、電気鍋に少し水を入れて湯煎で温めます。チオ硫酸ナトリウムの融点は48.3℃なので、少し入れておくと、固体から液体になっていきます。割り箸をつかってかき混ぜていきます。

どちらも液体になったら、ずっと温めているわけではなく、すぐに冷水と発泡スチロールの上に取り出します。軍手をしていたほうがいいでしょう。

そして、砕いておいたハイポを、パラパラと両方少し振りかけます。これが結晶核になります。この作業をしておかないと、20分待っても、結晶ができません。これがコツでした。

あとは、15分程度でどちらも結晶ができあがるので、待ちます。左がゆっくり冷やした方で、右が急激にひやしたほうです。ゆっくり冷やしたほうが、大きな結晶ができているのがわかりますね。こちらの動画をご覧ください。20分を1分に縮めました。

急激にひやしたとき、大きな結晶がみられません。

ゆっくり冷やした時は大きな結晶が見られます。何度も実験をしてみて、結晶のでき方にはいろいろな形があったので、ここに掲載をしておきます。

火山岩の一つ(安山岩)

深成岩の一つ(閃緑岩)

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