カメレオン物質で驚かせよう!園芸道具で理科実験!
さて何が何が入っているでしょうか?
何も入っていない?いや、入っているんです(^^)
今日の科学のレシピは、昨日やってみたいと書いた高吸水性樹脂を使った実験です。さっそく買ってきて、自宅でやってみました。
本当に忍者のように、隠れてしまう面白い物質です。実験方法と結果をまとめたので、ぜひみなさんもお試しください。
科学のレシピ
用意するもの:
高吸水性樹脂、ガラス瓶×2、水差し×2
高吸水性樹脂は100円ショップでは「植物が育つ不思議なゼリー」という名前で売られています。
拡大すると、
プルプルしていて、子供が好きそうな素材です。アマゾンでも売っています。
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手順:
1 ガラス容器を2つ用意します。それぞれ同じ分量の高吸水性樹脂を入れます。
2 水差しに、水と、砂糖水をそれぞれ入れておきます。
3 1つの容器に砂糖水を、もう一つの容器に水を注ぎます。それぞれの様子を確認します。
結果:
動画にまとめました。御覧ください。
左が水で、右が砂糖水です。どうですか?砂糖水のほうは少しボールが入っているのが見えますよね。水のほうはほぼ見えません。
上から見ると、
カメレオンか、はたまた忍者なのか、きれいに隠れています。
高吸水性樹脂は、水を吸うと、ほぼ水に近い屈折率を持ちます。そのため水の中にいれると、あまり反射・屈折せず、隠れてしまいます。
対して砂糖水を入れると、少し入れる水の屈折率が変化するため、樹脂の間で光が反射・屈折するので、何か入っているのかが目に見えます。
これは光の屈折の授業に使えます!面白いですね(^^)
こちらの実験は、自宅で撮影しましたが、もちろん自宅でもすぐにできます。
お子さんも喜ぶ実験です。何も入っていないよ〜とかいって、水をあけるとボロボロボールが出てくるので、驚かせてあげましょう!
みなさんはどのように使いますか?こう使っているよ!などアイデアがあったら
ぜひ教えて下さい(^^)
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