水に浮かびあがるコイン?それは幻。光の屈折を体験してみよう!
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
今回は、光の曲がる性質「屈折」がわかる面白い実験をご紹介します!準備するのは簡単なものばかり。カップの中にコインを入れて水を注ぐだけで、まるでコインが浮かび上がってくるかのように見えるんです!もちろん、実際にコインが浮いているわけではありませんが、この現象は光が水中でどのように曲がるかを教えてくれます。
それでは、実際に試してみましょう!こちらの映像も参考にしてみてくださいね。
準備するもの
•カップ
•10円玉
•竹串
•水
手順
1.カップの底、ちょうど中心部に10円玉を置きます。
2.次に、カップの縁から10円玉が半分見える位置まで、目線を下げてください(この角度が重要です!)。下の画像のように、視線をしっかり固定します。
3.その視線をキープしたまま、水をカップに注ぎます。
4.そのままの視線を保ちながら、竹串を使って10円玉を刺してみましょう!
さて、竹串でコインの中心を狙って刺そうとしても…
なかなかうまく刺さりませんね!これが屈折の仕組みなんです。これは光が屈折するために起こる現象の1つです。
光が水の中で曲がって進むことで、コインの位置がずれて見えるんですよ。とってもシンプルな実験ですが、光の不思議な性質を体験できるので、ぜひおうちで試してみてください!
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]