仕事率で身近な機械の能率を比較をしてみよう!
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
20kgの荷物をもって、身近にあるエレベーターやエスカレーターの仕事率を計算してみました。仕事や時間が異なるときに、仕事率をつかって単位時間あたりの仕事を比較すると見えてくるものがあります。それぞれ次の3つの場所で、エレベーター、エスカレーター、それに階段でスーツケースを運んでみました。階段のときは人力で運びました。
駅の中
駅の外(野外)
近くの商業施設(流山おおたかの森SC)
高さは、階段1段の高さ×階段数に加えて、iPhoneのメジャーアプリなどを使って概算しました(メジャーAR計測アプリ、結構正確なことがわかりました)。
次がその結果です。
面白かったのは、仕事率を比べると、エスカレーターは商業施設>野外>駅ナカとなっていました。駅中のものはゆっくりと動いていて、安全第一の作りになっていることがわかります。
次にエレベーターで面白かったのは、1階から2階にいくよりも、1階から3階にいくほうが仕事率が大きくなることです。これも当たり前ですが数字として比較ができてよかったです。どの結果も人間の徒歩での上り下りだと効率が悪いですね。
このように仕事率で比較をすると、いろいろな機械の能率の良さを見ることができます。ずっとやってみたかったことで、疲れましたがやってよかったです。みなさんのまわりのエレベーターやエスカレーターはどうなっているのでしょうか。
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