雲が作れる!?ペットボトルを加圧して雲作り(シュポシュポくん)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
ソーダフレッシュ、やシュポシュポくんと呼ばれている、飲みかけの炭酸水ペットボトルから炭酸が抜けにくくなるように加圧することができる器具が売られています。
こちらを使ってペットボトルを加圧すると、ペットボトルのなかの温度が上がっていきます。こちらを記事をご覧ください。
圧力が上がると、中の温度が上がるということがよくわかる実験です。これを使って、ペットボトルの中に雲を作ることができます。まず初めに、ペットボトルの中に一度水を入れて、すぐに捨てて加圧をして、温度を上げて、飽和水蒸気量を大きくしてから、蓋を開けて一気に減圧をして、温度が下がった時に、雲ができるかどうかを確かめてみます。
するとわずかですが、ペットボトルの中が曇る様子を観察することができます。
次に、今度は線香の煙を入れて、雲の核となるエアロゾルのようなものを入れてから同様に実験をしてみると、、、。動画はこちら。
このように誰でも曇ったとわかるように、雲ができます。ちょっとしたことのように思える線香の煙ですが、空気中のエアロゾルの存在も大切なことがよくわかりますね。