タクトスイッチの面白さと配線の様子【ブレボ】
ブレッドボードを使った回路作りでは、スイッチが入るだけでその面白さが全く変わります。
スイッチをつけて、おした時にだけ回路に電流が流れてLEDがつくというのは、文章にすると当たり前なのですが、実際に自分で体験をしてみると、LEDが可愛らしく見えるものです。
スイッチを押すと、LEDがピカ!っと光ります
昨日の日能研池袋校で行った実験教室でも、スイッチをつけてみようというワークでは、児童がとても喜んでいたことが忘れられません。使ったスイッチは押しボタン式のスイッチ(タクトスイッチ)です。
はじめてスイッチを見ると、足が4本もあって、どこがどうなっているのか、使い方に迷うところがあります。
実はこのスイッチは、2つがセットになっており、ボタンを押すと、そのセットの間が接続されるという仕組みです。写真で説明をすると、
このように上下がセットになって配線されています。ボタンを押すと、上下の部分が接続されます。
これをふまえて先程の回路を見ると、
このように上下に配線をしておけば、スイッチをおしたときに回路が出来上がることがわかりますね。ご自宅で電子工作をするときにも、ぜひスイッチをご準備いただければと思います。その他にも可変抵抗を使って、明るさを変えるのも楽しいところです。
また冬休みや来年度などにTーKIDSやお声のかかった場所で実験教室を行おうと思いますので、ぜひいらしてください(^^)
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
フェイスブックページ(科学のネタ帳)の登録はこちらから
科学イベントのお知らせ
全国で科学イベントを実施しています。詳しくは下のボタンからどうぞ。
桑子 研(くわこけん)
1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。
桑子 研(くわこけん)
1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。