「充電できてない!」を解決!コンセントタイマー「TAP-RT1」の復旧方法

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

「え、タブレットが全部充電できていない!?」

ある日、学校のICT担当者からSOSが。タブレット保管庫の電源が一斉に入らなくなったとのこと。皆さんも、いざ使おうと思った機器の充電が空で、がっくりきた経験はありませんか?

現場に駆けつけてみると、原因はハイテクな「コンセントタイマー」。一見するとただの電源タップですが、実はすごい機能を秘めた賢い相棒だったのです。今回は、そんな彼の機嫌を直し、無事復旧させるまでの奮闘記をお届けします。科学の基本的なトラブルシューティングも交えながら、一緒に見ていきましょう!

まさかの故障?トラブル発生!

こちらが今回の主役、「コンセントタイマー(電源タップ・3P・6個口・3m・プログラムタイマー・ボタン式)TAP-RT1」です。

サンワサプライ タイマー付きタップ 6個口・3P 充電管理タイマーパネル搭載 日本製 TAP-RT1

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タイマー自体は動いていることを確認できたのですが、なぜか各タップまで電気が来ていない様子。「あれ?」と思った時、まず試すべきは「リセット」これが科学的なトラブルシューティングの第一歩ですね。

しかし、リセットボタンを押しても反応がありません…。そこで一度コンセントを抜き、再度差し込んでみました。すると今度は、全てのランプが消灯してしまう事態に。うーん、どうしたものか…。

簡単4ステップ!復旧方法はこちら

途方に暮れかけましたが、落ち着いて操作を試したところ、無事に復旧できました。その手順がこちらです。

  1. 「設定」と「確定」ボタンを同時に長押しして、ロックを解除します。
  2. 「確定」ボタンを押して、表示を「切」から「入」に切り替えます。
  3. しばらく待ちます。(ここが一番のポイントです!)
  4. 待っている間に、番号が1・2・3・4・5・6と順番に表示され、それぞれの電源が自動で入っていきます。

これで無事に全ポートが復活しました!

ただの電源タップじゃなかった!その正体は?

このコンセントタイマー、実はただ者ではありません。それぞれの差込口ごとに、細かく電源のオン・オフをプログラムできるんです。例えば、「平日の夜間だけ充電する」といった設定をしておけば、過充電を防ぎ、電気代の節約にも繋がります。まさに縁の下の力持ちですね。

便利だなぁと思いながらお値段を調べてみると、これがなかなかの価格!やはり、こうした精密な制御ができる機器は、信頼性が大切だということでしょう。

一見、普通の電源タップに見えますが、たくさんの機器を繋いでも安心して使える、ケーブルの太さと耐久性もポイントです。公式サイトで説明書が丁寧に公開されている点も、安心して長く使える証だと感じました。

マニュアルの一部

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