浮力を測定する実験(中学3年物理)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

フィルムケースにおもりを入れて、水の中に沈めて行った時に浮力がどのように変化するのかという実験を行いました。実験手順は次のとおりです。

1 ばねばかりにフィルムケースのおもりをつり下げ,おもりが空気中にあるとき(水に入れる前)の値を読む。

2 水中に半分入れたときと,完全に水に入れたときで,ばねばかりの値を読む。


3 おもりを深い場所に入れて、ばねばかりの値を読む。


4 フィルムケースの重さを変えて、1〜3を行う。

参考:浮力の大きさ〔N〕= 空気中に物体があるときのばねばかりの値〔N〕- 水中に物体があるときのばねばかりの値〔N〕

実際に行ってみた結果がこちらです。結果1はおもさが185g、結果にはおもさが110gの場合です。

結果を見ると、浮力の大きさはおもさによらないこと、また全てが水の中に入るまでは水に入れた深さによって変化していくが、すべて水の中に入れると、浮力が変化しないことがわかります。不思議ですよね。

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