油をつかった揚げ物と科学
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
油で揚げ物をあげることについて、調べてみました。
油で揚げ物をあげると、サラダ油は水よりも沸点が高い(300度から500度)ので、100度を超える高温で食材を加熱できます。
また食材に含まれている水分が蒸発して、その水がぬけたところに油が入り込むことによって、加熱することもできるそうです。
なおあぶらは、沸点がたかいので実際にはそれよりも前に発火点をむかえて燃え上がるのだそうです。
このとき、火のついた油に水をかけると、水のほうが油よりも密度が大きいため、油の下にもぐりこみ、一気に沸騰してしまい、その結果、油を撒き散らしてしまうのだそうです。
火が出たからといってあわてて水をかけてはいけないのですね。わかっていても難しいということがありそうですが。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]