登山でポテチ袋が大きくなる!を自宅でもやってみよう
みなさんは、「真空保管庫」という製品をしっていますか?
この製品は容器の中の空気を抜くことができるというものです。
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コーヒー豆などを長期保管するときに使うもので、
真空保管庫の中に食品をいれて空気を抜くことによって、
酸化を防いで、長い時間保管をすることができるというものです。
そんな真空保管庫を使った実験を今日は紹介します。
もし自宅にあったら、試してみてくださいね。
科学のレシピ
用意するもの;
真空保管庫(今回使っているものは、ナリカのものを買いました。一般で販売されている真空保管庫でも可能です)、風船
方法:
1 風船を少しふくらませて、真空保管庫の中に入れる。
2 空気を抜いていく。
3 空気を戻してみる。
結果:
こちらの動画を御覧ください。
実際に実験をしてみると、空気を抜いていくと風船が少しずつ大きくなっていくのが
わかります。
はじめは風船の中と外の圧力が同じだったのですが、空気を抜くことによって、
外の圧力が小さくなり、風船が膨らんだというわけですね。
山にポテトチップの袋をもっていくと、パンパンになることがあると思いますが、
それと同じことが起こったというわけです。
外の圧力と風船の中の圧力が同じ圧力になると、風船の膨らみは止まります。
圧力が小さくなると、体積が大きくなるという傾向も見てわかります。
その逆に空気をぬいていくと、風船が小さくなっていき、元に戻っていきます。
空気を抜く前と抜いた後を比較すると、よりよくわかりますね(^^)
空気を抜く前
空気を抜いた後
科学の情報はこちらにも掲載しています。
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