「すごい!」しか言葉が出ない、地震波シミュレーション教材!西田先生の地震波教材
今回は、地震の授業を劇的に面白くする、とっておきのデジタル教材をご紹介します。同僚の先生から教えていただいた、東京大学地震研究所の西田究先生が作成された教材なのですが、もう、興奮のあまり言葉になりません! 私も初めて見たとき、口を開けたまま画面に釘付けになってしまいました。
地震の「揺れ」を理解するのは、なかなか難しいですよね。特に、縦波(P波)と横波(S波)の違いを、生徒たちに感覚的に掴んでもらうのは至難の業です。しかし、この教材はそんな悩みを一瞬で吹き飛ばしてくれます。マウスで引っ張るだけで、地震波の発生から伝わり方、反射まで、すべてを目の前で再現できるのです。これはまさに、理科教師の夢を叶えるツールと言っても過言ではありません。百聞は一見にしかず! こちらのHPにあげられています。ぜひクリックして体験してみてください。今日はそれらを写真にしたので、ご紹介します。
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/people/knishida/Seismology/body_wave.html
マウスを引っ張るだけで地震波を再現!
写真で見てみましょう。
マウスをのせて上に引っ張ると、
横波が発生。そして壁際では、
固定端反射!!!すごい!!
次に縦に引っ張ってみましょう。 すると、
このように縦波が発生!さらにさらに、面白いのがこれからです!斜めに引っ張ってみてください!
なんと縦波と横波が同時に発生!
しかも縦波のほうが速い!
すごい地震波が再現されてています。縦波が左端で反射しました。
すごい教材です!!
授業で使える!この教材の3つのポイント
- 動きがゆっくりでわかりやすい:
多くのシミュレーション教材は動きが速すぎて説明が追いつきませんが、この教材は波がゆっくりと伝わっていくので、先生が説明しながら見せることができます。 - 色で波の種類が判別できる:
縦波は赤色、横波は緑色で表現されているため、視覚的に波の違いを理解しやすいです。 - 反射波も確認できる:
左端が固定端、右端が自由端として設定されているため、波が反射する様子も観察できます。
この教材は、生徒たちの「なぜ?」を引き出す力が詰まっています。なぜ縦波の方が速いのか、なぜ波が反射するのか、といった疑問を、視覚的な情報を通して解き明かすことができます。ぜひ、プロジェクターなどで教室の大きな画面に映し、生徒たちと地震波の不思議な世界を探求してみてください!
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