魚の匂いを取るための中和
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
魚のニオイのもとは、トリメチルアミンというアルカリ性の物質なのだそうです。このにおいを消すためには、酸性物質、お酢やすだちなどのをかけると、中和されて、においをおさえることができるのだそうです。こちらのサイトにも書かれていました。
私は群馬県出身なので、酸性がつよい川に対して、中和するためめに石灰を川にいれて中和しているということが身近な中和であったのですが、魚を食べるときにも中和をさせていたのですね。勉強になりました。
草津中和工場で湯川に石灰石粉を投入し、その先に建設された品木ダムに流れ入るまでに徐々に進んでいくという仕組みです。 現在、吾妻川には魚などの生物が棲むようになり、下流の人々も中和された河川の水の恵みを受けて生活しています。そして、草津中和工場はこれからも24時間365日、湯川の中和を行っていきます。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]