もうコピペを繰り返さない!F4キーで名簿カードを爆速で作るテクニック(教師のためのエクセル)

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

エクセルで「あぁ、またこの単純作業か……」と、重い溜息をついたことはありませんか?例えば名簿の行の間に一つずつ空白行を入れるなどの単純作業は、残念ながら新しい発見を生み出しません。私たちの脳は、もっとクリエイティブな活動に使われるべきですよね。今日は、あなたの事務作業における活性化エネルギーを劇的に下げ、まるで触媒を加えた化学反応のように一瞬で作業を終わらせるExcelの魔法をご紹介します。

クラス替えや行事の際、生徒の名簿をカードにして配る場面がありますよね。

でも元のデータにはもちろん見出し行は入っていません。

ここに見出し行が入れば、エクセルの一覧表を印刷して、ハサミでチョキチョキと切ってカードが作れます。

成績を短冊にして配布したり、カード上にしてクラス編成などを検討する…、そんな作業をするときに紙だと便利ですね。しかし、一行ずつ右クリックして「挿入」を選んでいると、時間という名の貴重な資源がどんどん失われていきます。これはまさに、乱雑さ(エントロピー)が増大していく中で、一人で必死に秩序を作ろうとする孤独な戦いです。

そこでこれらをショートカットキーの組み合わせでやってしまおうといいうわけです。マクロでも良いとは思うのですが、マクロだと意外とマウス操作が入るとうまくいかなかったり融通が効かなかかったりしますよね。こちらの動画をまずみてみましょう。

ステップ1:行の挿入のショートカット

まずは、基本の型を身につけましょう。目的の行を選択した状態で、以下のキーを押してみてください。

Ctrl + Shift + 「れ(+)」

これだけで、選択した行の上に新しい空白行がスッと挿入されます。マウスを何度も動かす必要はありません。このショートカットは、作業のスピードを加速させる「酵素」のような存在です。

ステップ2:「F4キー」による作業の自己複製

次に、別の場所にも空白行を作りたいとき、また同じショートカットを打つのは少し効率が悪いです。そこで登場するのがF4キーです。

Windowsにおいて、F4キーは「直前の操作を繰り返す」という性質を持っています。一度行を挿入した後に、別の行を選んでF4を叩くだけで、次々と空白行が生まれます。

ステップ3:複数行選択で一気に「反応」させる

さらに上級編です。もっと効率を上げたいなら、マウスを使ってCtrlキーを押しながら複数の行を飛び飛びで選択してみてください。その状態でF4キーを一回押すと……どうでしょう! 選択したすべての行の間に、一気に空白行が挿入されます。これは、バラバラだった物質が一つの反応系で一斉に結合するような、爽快な瞬間です。

仕上げ:結晶化されるデータたち

最後に、あらかじめ用意しておいた「見出し行」をコピーします。先ほど作った空白行をすべて選択して貼り付ければ、一気に行の高さや書式も含めて、コピーされます。

整然と並んだデータは、まるで美しく並んだ「結晶格子」のようです。ここまで来れば、あとは印刷してハサミを入れるだけ。手作業の時間は最小限に抑えられ、あなたはもっと大切な「生徒との対話」や「教材の研究」にエネルギーを注ぐことができるようになります。

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