電流・電圧・抵抗のモデル化について
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
電流・抵抗・電圧のモデルを考える授業を行いました。電気関係のモデルは全体を貫くような、これが良いという決まったものがなく、単元ごとにこのモデルが説明しやすいと紹介されることが多いところです。生徒の想像力をもとに、色々なアイデアが出てきました。ここで出てきた面白いものを紹介しようと思います。
こちらは何かパイプの中を人が通っているというモデルですね。道幅など色々なことを考えているようです。道幅が変わると、人がたくさん歩くという感じなのかな?
こちらは水路とスポンジを使ったモデルです。スポンジの大きさが変化することで抵抗が変化していくという説明ですね。うまく説明ができている部分もありそうですね。面白いです。
こちらは亀さんモデルです。亀がエネルギーVを運んでいて、抵抗の部分でそれを離すのだそうです。後で書き直していましたが、甲羅を亀が離しているというものに改良されていました。なんとも可愛いイラストですね。
こちらはピーだま釘モデルです。パチンコ玉みたいで面白いですね。釘の数が増えると抵抗が増えるというモデルです。立体的な水路モデルにも通じる面白いモデルです。
次にこれらのモデルを使って、直列接続や並列接続を考えてみようという課題を出してみました。こちらがその答えの一部です。これは並列についてですね。
こちらは直列についてです。
生徒は一度作ったモデルを改良したりと頭を悩ませながら、モデルを使って説明をしようとしていました。