グループ活動で深まる分類の視点!植物カードを使った授業のススメ
桑子研
サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。
植物の分類を教えるとき、「分類の基準をどう考えさせるか?」が重要なポイントになります。単なる暗記ではなく、生徒自身が特徴を比較しながら考えられるようにするために、カード教材を作成しました。
その1
その2
このカードはCanvaを使ってデザインしており、さまざまな植物の特徴を比較しながら分類を考えることができる教材になっています。授業で使うことで、生徒が主体的に分類のルールを発見し、理科的な思考力を鍛えることができます。
こちらがその教材です。
PDFにしたものがこちら。
【準備するもの】
印刷したカード(厚紙推奨)
はさみ(カードを切り分ける場合)
マグネットシート(黒板で使う場合)
クリップや輪ゴム(カードを整理する場合)
【授業の流れ】
- カードを配布する
- 生徒にカードを配布し、それぞれの植物の特徴を確認させる。
- グループで分類基準を考える
- 形、色、種子の有無、葉の付き方など、どんな基準で分類できるかを話し合う。
- 分類ルールを決定し、カードを整理する
- グループごとに分類ルールを決め、カードを分類して発表する。
- 発表しながら比較・検討
- ほかのグループと分類の違いを比較しながら、分類の基準について考えを深める。
- 色々な分類方法を確認する
カードを使うと、生徒が「どう分けるか?」を試行錯誤できるので、分類の考え方が自然と身につきます。思考が広がったり、分類の楽しさを実感できるのが面白いところですね。ぜひ授業で試してみてください!
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