Raycastを使用するときに日本語入力から英語入力になるように自動設定

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

仕事や学習を劇的にスムーズにする魔法のツール「Raycast」の活用術をご紹介します。

脳のスイッチングコストを下げる「言語の自動切り替え」

Macを効率的に使うためのランチャーソフト「Raycast」を導入すると、まるで自分の思考がそのまま画面に反映されるような感覚になります。しかし、一つだけ厄介な問題があります。それが「日本語入力問題」です。

コマンドを打とうとした時に日本語入力モードだと、二度手間になってしまいますよね。心理学では、このような小さな切り替えで失われる集中力を「スイッチングコスト」と呼びます。このコストを最小限に抑える設定が、以下の記事にまとめられていました。

https://zenn.dev/fumi_sagawa/articles/2ff5fd9c03fbcd

この設定をしておけば、日本語入力のままであっても、Raycastを立ち上げた瞬間だけは自動的に英語入力に切り替わります。まさに「痒いところに手が届く」設定です。方法は以下の通りです。

1.「Extension」と入力して設定メニューを開く。

2.「Advanced」の設定から「Auto-Switch Input Source」「Romaji」にしておく。

これだけで、入力ミスによる脳のストレスから解放されます。

活性化エネルギーを最小にする「Google Workspace」連携

化学の世界には、反応を起こすために必要な最小限のエネルギーを指す「活性化エネルギー」という言葉があります。作業を始めるまでの「面倒くさい」という気持ちは、まさにこのエネルギーが高い状態です。

Raycastに「Google Workspace」の機能を追加すると、このハードルを一気に下げることができます。

https://www.raycast.com/raycast/google-workspace/commands

例えば、「docu」と打ち込むだけで、瞬時にGoogleドキュメントの新規作成画面が立ち上がります。ブラウザを開いて、メニューを選んで……という工程をショートカットできるのです。

また、「drive」と入力すれば、Googleドライブ内のファイルを直接検索できます。

必要な情報に最短距離でアクセスできるこの感覚は、まるで情報の海を光速で移動するような心地よさです。

エントロピー増大に立ち向かう「一括終了」の美学

熱力学の第二法則に「エントロピー増大の法則」というものがあります。放っておくと、物事は必ず乱雑な方向へと向かうという法則です。私たちのデスクトップも、放っておけば開いたままのウィンドウで溢れかえり、カオス(無秩序)な状態になってしまいます。

作業を終える時や、新しい作業に集中したい時は、このエントロピーをリセットする必要があります。MacのRaycastなら「Quit All Applications」というコマンド一つで、すべてのアプリを閉じることができます。「Windowsにはそんな機能はないの?」と思われた方もご安心ください。「CloseALL」というアプリを使えば、同じことが可能です。

このアプリをダウンロードして、アイコンをクリックするだけで、一気に画面が静まり返ります。私は「CraftLaunch」というソフトに「Close」というコマンドで登録し、いつでも「無」の状態に戻れるようにしています。

理科教師が手放せない神アプリ。Craftlaunchで作る自分専用の高速回路

実験が終わった後の理科室をきれいに片付けるように、デジタル環境も一瞬でリセットして、次のインスピレーションに備えましょう。

お問い合わせ・ご依頼について

科学の不思議やおもしろさをもっと身近に!自宅でできる楽しい科学実験や、そのコツをわかりやすくまとめています。いろいろ検索してみてください!
・科学のネタ帳の内容が本になりました。詳しくはこちら
・運営者の桑子研についてはこちら
・各種ご依頼(執筆・講演・実験教室・TV監修・出演など)はこちら
・記事の更新情報はXで配信中

科学のネタチャンネルでは実験動画を配信中!