睨んでいたわけじゃなかった!ウツボの怖い顔に隠された呼吸の秘密

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

先日海に行ったところ、死んでいるウツボが打ち上げられていました。体が大きくてすごいですね。1mくらいはあったかと思います。長いものになると4mはあるとのこと。大きくて、これが泳いでいると思うと、おそろしいです。

陸に上がってくることもある?意外な生態

wikiにて情報をみたところ

・表皮が湿っていれば粘膜を介した皮膚呼吸によって30分ほどは水中でなくても活動が可能なので(日本に居る種でも)、強力な嗅覚で、潮溜まりに這い上がって小魚を狩ったり、岩場で魚をさばいている釣り人のところへ上がってきたりすることがあり、注意を要する。

・またテトラポッドや岩礁の食物ピラミッドの頂点である。

ウツボは魚なのに、皮膚呼吸で30分ほど陸上でも活動できるというのは驚きですよね。しかも強力な嗅覚を武器に、潮だまりへ這い上がって小魚を狩ったり、釣り人が魚をさばいているところへ寄ってくることまであるというのですから、まさに海の忍者のような存在です。

魚類の多くはエラ呼吸に頼りきりですが、ウツボのように皮膚から酸素を取り込める仲間は、実は他にもいます。たとえば干潟に住むムツゴロウも皮膚呼吸を活用して陸上を移動することで知られています。乾燥に弱そうな魚の仲間が、環境に合わせてこうした能力を進化させてきたのは、生き物のたくましさを感じさせますね。

また、ウツボはテトラポッドや岩礁地帯の食物ピラミッドの頂点に立つ存在です。鋭い歯と強い顎、そして狭い岩の隙間にも入り込める細長い体を活かして、小魚やタコ、甲殻類などを次々と捕らえます。

昔沖縄で生きているウツボをみたことがあるのですが、こちらを睨んでいて怖くてすぐに逃げたことを思い出しました。実はあの「睨んでいるような」表情、ウツボにとっては威嚇でも何でもなく、絶えず呼吸をするために口を開閉させているだけなのです。エラ蓋が発達していないウツボは、口を大きく開け閉めして水をエラに送り込むことで呼吸をしています。見た目は怖くても、実は必死に息をしているだけだったというのは、ちょっと親近感が湧くエピソードですよね。

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