【監修・出演】そで口に安全ピンをつけると静電気が逃げる? サタプラ(TBS)

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

冬のドアノブに手を伸ばす瞬間、「バチッ!」が来るのではと身構えたことはありませんか。あの小さな痛みを、安全ピン1本で防げるかもしれません。

2026年10月31日(土)に放送されたサタプラ(TBS)の「秋に潜むお悩みピンチ脱出法」というコーナーで、安全ピンを使った静電気の除去方法について、科学監修と出演をしました。

Tverで11月7日(土)18:59 まで放送されているのでぜひご覧ください。

悪いのはドアノブではなく、私たちの体?

気温が下がり始めると気になる静電気。ドアノブを触った瞬間にバチッとくると、本当に嫌ですよね。実は、ドアノブが悪いわけではありません。原因は、私たち人間が日々の生活の中で、服どうしや服と体のまさつなどによって、静電気を体に溜め込んでしまっていることにあります。

物と物がこすれると、電気をもつ小さな粒である電子が、一方からもう一方へ移動します。これが静電気の正体です。冬は空気が乾燥していて、溜まった電気が空気中に逃げにくくなります。そのため、体に電気がどんどん溜まってしまうのです。そして、溜まった電気が金属のドアノブに一気に流れ込むときに、バチッという放電が起こります。

そで口に安全ピンをつけるだけ?

そこで登場するのが、今回ご紹介する技です。そで口に安全ピンをつけておくと、体に溜まった静電気が、日常生活を送っている間に少しずつ逃げていきます。そのため、体に静電気がたまりにくくなり、大きな放電が起きなくなるのです。

電気は、金属のとがった先端から空気中へ逃げやすい性質をもっています。雷が高い建物の先端に落ちやすいのも、同じ仲間の現象です。安全ピンの先端が、小さな「電気の出口」として働いてくれるイメージです。ドアノブにバチッと一度に放電する代わりに、ふだんの生活の中で、少しずつ静電気を手放していくわけですね。

実験で確かめてみよう

身近な道具で、静電気の不思議を確かめられるのが理科の面白いところです。実験の様子や詳しい方法は、こちらの記事にまとめました。ぜひご覧ください。

安全ピン1つで静電気消滅!?あの「バチッ!」を防ぐ驚きのライフハック

この冬は、安全ピンを味方につけて、バチッとのストレスから解放されてみませんか。

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