どっちがゆで卵?卵を見極める方法とエネルギー保存
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。
ゆで卵と生卵を見極める方法の1つに、回してみるということがあります。回してみると、差がよく現れます。そんな動画を撮影してみました。こちらの動画を御覧ください。
よくまわるのがゆで卵、あまりまわらないのが生卵という違いです。これをエネルギーという観点で説明すると、卵の中身が固定されていない生卵は、卵の殻と中身の間で摩擦力が負の仕事をして、回転の運動エネルギーを奪っていきます。これが熱エネルギーとなり、全体のエネルギーは変わらないため、運動エネルギーが急激に減っていくというわけです。
これはNHK高校講座の番組で使われていた導入実験なのですが、なるほどな、身近で面白いなとおもって撮影してみました。授業でもすぐに使えそうな方法ですよね。もしよかったらお試しください。
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