理科好き必見!炎色反応をキャンプで体験してみよう!ワンダーフレイム

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

ダイソーで発見!炎の色が変わる不思議な粉

ダイソーには本当にいろいろなものが売られていますが、今回はキャンプ用品コーナーで見つけた、とっても面白いアイテムを紹介します。その名も、炎の色を変える不思議な粉!ワンダーフレイム。

一体どういう仕組みで炎の色が変わるのでしょうか?理科の知識を交えながら、実際に試してみた様子をお届けします!

炎の色が変わる?実験してみた!

この不思議な粉は、薪の中に入れて使うことで炎の色を変えることができるアイテム。キャンプで焚き火をするときに使えば、幻想的な炎を楽しめるというわけです。そこで、今回はキャンプ場ではなく、さじの上に粉をのせて熱するという方法で試してみました。

🔥 すると…驚きの光景が!

ガスバーナーの青い炎が

緑色オレンジ色に変化したのです!

なぜ炎の色が変わるの?

これは「炎色反応(えんしょくはんのう)」という現象によるものです。

🔥 緑色の炎 → 銅(Cu)を含む物質が燃えている可能性が高い

🔥 オレンジ色の炎 → ナトリウム(Na)が関係しているかも?

炎色反応とは、特定の元素が燃えたときにそれぞれ決まった色の光を出す現象のこと。中学校の理科では「ナトリウム=黄色」「銅=青緑」などを学びますが、それを実際に目で見ると、とても面白いですよね!

キャンプに理科をプラス!

この炎色反応を活かせば、理科の知識を使って焚き火をもっと楽しむことができます。

例えば、こんな楽しみ方も!

「何色の炎が出るかな?」と予想してから試してみる

「どんな元素が含まれているのか?」を考えながら観察する

いくつかの粉を使って、さまざまな炎の色を楽しむ

こういった工夫をすれば、ただの焚き火が理科実験の場に早変わり!キャンプをしながら、理科の知識を自然に身につけることができますね。

ダイソーで手に入る「炎の色を変える粉」は、理科の授業で学ぶ炎色反応を気軽に体験できるアイテムでした。普段の生活の中にも、理科が活きる瞬間はたくさんあります。こうした身近な発見を大切にして、ぜひ**「なぜ?」と思う気持ち**を楽しんでくださいね!

科学のタネを発信中!