レーザープリンターの秘密!静電気が生み出す高速印刷のしくみ
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
研究室で活躍しているレーザープリンターをご紹介します。私たちが使っているのは、「エプソン ページプリンター A4 モノクロ LP-S380DN」です。
エプソン ページプリンター A4 モノクロ LP-S380DN LPS380DN
このプリンターは長年愛用してきましたが、先日、紙をうまく吸い込めなくなってしまいました。印刷のたびに紙詰まりが起こるのはストレスですよね。そこで、同じモデルを再購入しました。新しいものは、スムーズに動作し、特に問題なく使えています。
レーザープリンターの特徴のひとつは、静電気を利用してトナー(粉状のインク)を紙に定着させる仕組みです。レーザーでドラムと呼ばれる部分に電荷を与え、そこにトナーを付着させた後、高温のローラーで紙に圧着します。この仕組みのおかげで、たくさんの印刷をしてもインクがにじみにくく、汚れがつきにくいのです。
より詳しくはこちらを参考にどうぞ。
P-S380DNはネットワークプリントの性能も優れており、複数のPCから同時に印刷が可能です。研究室では毎日たくさんのプリントをするので、とても便利です。
レーザープリンターはなぜインクジェットより速いのか? それは、一度に全体を焼き付けるからです。インクジェットプリンターはノズルが左右に動きながらインクを吹き付けるのに対し、レーザープリンターはページ全体を一瞬で処理するので、印刷速度が格段に速いのです。
インクについても毎年注文をしています。こちらは今村商事さんで注文をしています。